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  in  ベトナム
     
          パスポートの増補しました  
          
 
 
 
 
大学4年生の頃ホノルルマラソンへ卒業旅行に行った際にパスポートを更新してから八年半、社会人になり仕事で国外にも行っていたので残りの査証欄が数ページを残すのみとなっていた。

この旅では1ヶ月に数ページの割合でどんどん出入国スタンプが押されていくのでそろそろ何とかしなければとは思っていた。
パスポートは残存期間が1年を切れば新たに更新ができるが、残ったページがあと半年も持ちそうにない状況だったので、ここホーチミンでの滞在期間を利用してパスポートの増補を受けることにした。

増補とはパスポートの残存期間中1回に限り、同じパスポートで査証ページの追加が出来るサービスである。
通常は日本の旅券センターで受けるのだが、現地の大使館・領事館でも受けることが出来る。
国によってその料金が若干違うらしく、日本で受けた場合は所要3日間で費用は2,500円位だそうだ。


その日は市内をぐるっと見学しようと自転車をホテルでレンタルし(5,000ドン/半日)、無茶苦茶な交通マナーで有名な無法地帯を必死にサイクリング!

ベトナムの交通マナーは恐らく東南アジアワースト1だろう。
自転車とバイクの多さは近隣国と同様非常に多く走りにくいのだが、ベトナムでは片側1車線の道でも自転車はセンターラインギリギリまで3列位になってはみ出して走行しているのが常識で、それを追い越す車は丸々逆車線を歩く歩行者ギリギリで暴走していく状態だ。
現地人に聞いた未確認情報では、ホーチミンの交通事故死亡者は1日20名にのぼるという。(ホントかよ?)

※余談だが管理人はベトナムをバスで横断中まさに交通死亡事故現場に2回遭遇。救急車到着前の即死遺体を2体バスの車窓から見たのでこの情報はまんざら嘘ではなさそうだ。以前にマレーシアの中華街で1回浮浪者の死体を発見しているので旅行開始一ヶ月だがすでに生遺体に3回遭遇!すべて観光地だけにすごいペース。恐るべし東南アジア・・・


20分ほど自転車を走らせそんな道路状況にも何とか慣れてきた頃、マジェステックホテル横にある在ホーチミン日本領事館に到着。思ったよりこじんまりとしていて「町の郵便局」のような造りだ。警備は厳重で入り口に2人の警備係りが立っている。とりあえず費用と日数を確認しようと中へ入り、セキュリティチェックを受け窓口へ行くと普通の市役所に居そうなおばさんが座っていた。


料金を聞くと、増補は367500ドンだそうだ。

・・・・・・・・

高いのか安いのか判断するのに10秒以上かかったが、円換算すると2500円位だろか。日本とそう変わらない料金なので、これなら今の持ち金で何とか足りそうだ。
ただ、USドル払いは駄目らしいので近くの銀行で換金してくる必要がある。

その前に作業が何日かかるか問い合わせると、

『10分位です。』

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早い!いくらなんでも早すぎる!素晴らしきカナ在ホーチミン日本領事館!
予想外のGOODサービスに感動しながらも隣の銀行で両替を済まし再び領事館へ潜入。
2回目なのでチェックもなし?と思いきやまたしても荷物チェックを渋受けて窓口へ行くと既に増補は完成していた。

早いですね〜!

ええ、今日はたまたま暇ですから。

ともあれ無事増補プロジェクト完了。サンポパスポート2号改を手にしたのであった。 メデタシメデタシ。

増補されたページのトップ

総括 : 領事館窓口の女性がアオザイなら★10個の評価を出すところだが市役所のおばちゃん風だったので★8個!

念願の増補パスポートをGETしてウキウキなサンポであったが、その夜屋台で食べた空心菜のニンニク炒めがヒットして3日間下痢に悩まされる事となり、その幸せ感はあまり長くは続かなかった・・・・・

右半分が増補された部分。一応載せたけど正直分かりづらい!


 
2005年4月4日