TOP移動情報一覧 > 移動アフリカ編その1  

   
   【エジプト・スーダン・エチオピア・ケニア】  
 
【スーダン】
1SD(スーダンディナール)=約0.55円
【エチオピア】
1BIRR(ブル)=約14円
【ケニア】
1KSH(ケニアシリング)=約1.65円

※両替レートは2006年9月前後




8/26 カイロCairo 22:30 ⇒⇒⇒ 翌15:10 アスワンAswan



 
68E£    約920km
鉄道 1等座席  (学割)
   
コメント:

アフリカ南下を開始。ルクソールまでは以前に行っているのでカイロから一気にアスワンへ。この路線は混み合うので3日前にラムセス駅で手配。2等でも十分だがちょっと金を足すだけで(300円程度)横3列シートのビジネスクラス並みシートに座れるので1等で優雅に列車の旅。車内はエアコン完備で寒いくらい。ちなみに1等は個室タイプとオープンシートの2タイプがあり、個室は6名の向い合せ式になり足も伸ばせず快適ではないので購入する際は「シングル(ダブル)シート」をリクエストした方が良い。
通常は翌日11時に到着予定だが、普通に4時間遅れてアスワンに到着。ラムセス駅はアスワン方面のチケット売り場が分かりづらいので事前にチェックが必要。

8/27 アスワンAswan 4:00 ⇒⇒⇒ 7:30 アブシンベルAbuSimbel
8/27 アブシンベルAbuSimbel 9:50 ⇒⇒⇒ 13:20 アスワンAswan



 
40E£(ツアー代金)    約560km
ミニバン(ハイエース・エアコン付)
   
コメント:

アブシンベル宮殿を見学する為、アスワンのホテルでツアーに参加。ツアーといっても往復の送迎のみ。エアコン付きで申し込んだのだが、実際には復路しか付けてくれなかった。簡単な朝食(パンとお菓子程度)が付く。マルワホテルに泊まっていれば、出発前に近くのコフタ屋が営業しているのでコフタサンド(2£)を食べていくといいだろう。
当日は3時半頃ロビーに集合、ホテルまで車が迎えに来るので楽チン。イシス神殿などにも行くロングツアーは50ポンド。


8/28 アスワンAswan 7:45 ⇒⇒⇒ 8:10 ハイダム港駅



 
2E£    約10km
鉄道 
   
コメント:

スーダン行きのフェリー乗り場へ行く為鉄道を利用。前日駅員に聞いたら8時発と言われたが当日行ってみると7時45分に出発してしまった。。。相変わらずいい加減なエジプシャン駅員である。
通常料金は75ピアストル程度と言われているが、事前に駅で切符を売ってくれないので当日車内で車掌から言われた料金を払うしかない。
他のエジプシャンも2£払っていたのでまぁ仕方なく払うことにした。
アスワンは終点、駅に着いたら進行方向と逆に歩き駅を出なければならないので注意。

8/28 アスワンAswan(ハイダム港) 19:00 ⇒⇒⇒ 翌13:00 ワディハルファWadiHalfa



 
255.5E£   約360km
国際フェリー 2等デッキ
   
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悪名高きスーダン行きの超満員フェリーに乗船、高い料金の割りに合わない貨物船だ。越境手段が空路かこの週一便(毎週月曜日発)のフェリーしかない(陸路不可)。この日も300人定員に対して700名程が乗船、スーダン人はエジプトでごっそり物資を買い込んで帰国するため船内は荷物で埋まってしまう。荷物に紛れて人が寝るという感じだ。私は運よく外国人ということで優先乗船できたので足の伸ばせるクーラー前を確保。灼熱の砂漠を渡るボロ船で凍えるというありがたい体験をした。
チケットは前週の火曜日にカイロ・ラムセス駅横のチケットオフィスで購入するか、アスワンにあるオフィスで購入。カイロでは外国人は1等が購入できず、2等しか売ってくれなかった。一等は360ポンド程度。
当日は9時半までに港のゲート前に行くのが良い。10時に開門、席を確保した後は、ドンドン詰まれる荷物から必死に自分の寝場所を確保しながら永遠待つ事になる。夕食と食後のチャイが付く。船内ではジュースやパンが購入可能。



8/30 ワディハルファWadiHalfa 21:00 ⇒⇒⇒ 翌20:00 アトバラAtobara



朝方1時間くらい停車する駅があり、外で朝食が食べれる。

車両間は空洞なので
軽く「外出」になる。(笑)
4550SD    約600km
鉄道 2等座席 
   
コメント:

スーダン名物「蒸し風呂列車」を利用。南下をする手段は車(ローリーの荷台)か列車の2種類がある。車は荷台&炎天下&悪路、列車は超満員&蒸し風呂&砂まみれになるので旅行者は必然的にどちらかの「地獄」を選択することになる。私は今回まだ時間の読める「蒸し風呂砂地獄」を選択。(笑)
ワディハルファから終点ハルツームまでは約35時間(時には50時間)だが、途中のアトバラという町からは舗装道路があるので、そこまで列車を利用し残りはバスを利用することにした。
ワディハルファ到着当日は既に駅が閉まっていたのでチケットは当日の朝購入。朝6時から並んで7時過ぎに売り出し、あちこちをタライ回しにされ8時にチケットGET。1等・2等・3等があり、1等は6人個室で布シート、2等は8人個室でボロボロビニールシート、3等はオープンの向い合せ。個人的には値段ほどの差は無く意外に3等が開放的で一番お得な気もする。ただ今回は幸いにも砂嵐に遭わず、事前情報よりは砂が車内に入ってこなかった(砂に埋もれなかった)からかもしれない。
出発は21時で車内に入れるのは20時から。ドアが開いてからは想像を絶する人々の「荷入れ戦争」が繰り広げられる。まるで引越しのような大きな荷物を「我先に」を置き場所確保しようとする乗客、入口で入場規制をして荷物を制限しようとする警官、それに負けず窓から荷物を押し込む客、通路にハミ出た荷物を列車の外に蹴り落とす警官、チケットが取れずに忍び込み泣きながら警官に訴える客。。。今までの旅で一番激しい「乗車争い」だった。 私は運よく警官の計らいで事前に荷物を網棚に置く事ができ、その戦争風景を外から眺めていたのだが、出発になって荷物だらけで足場のない車内に入ると、何と網棚に置いていたはずのバックパック(チェーンロック付)が棚から押し出され「宙ぶらり」になっていた。 は、激しい。 車両は30年前のものをそのまま使っているので勿論ボロボロ、シートは傾いて上手く座れないが横掛け4人で目一杯なので何とか体を固定できた。(笑)
夜は風も入ってきてまぁ快適だが、朝起きると全身に砂が積もっていた。昼は40度を越す車内でひたすら耐えるばかり。中には食堂車があり、簡単な食事のほか、ギン冷えのジュース(コーラ100SD)や水が買える。私はコーラを6回・水を2回購入。食べ物は途中停まる駅で買える。私は猛暑で食欲が無く、移動の間は干しナツメヤシしか食べれなかった。→翌日から下痢に突入。。。

9/1 アトバラAtobara 9:45 ⇒⇒⇒ 14:00 ハルツームKhartoum(北駅BT)



 
1500SD    約320km
バス(エアコン付)
   
コメント:

アトバラで1泊した後、首都ハルツームへの移動。バスは1時間半に1本ごとにあるらしく、街の東側にあるBTへ着くと丁度出発間際のバスに数席があったので飛び乗る。内容は期待を大きく上回り快適な舗装道路&GOODサービスで、出発後に一口チョコ&昼には軽食のドーナッツとパイナップルジュース(ボトル)が出てきた。予想外のサービスに大満足。途中で1回警察のビザチェックあり。
ハルツームには鉄道北駅横のBTに到着。駅前の大通りに出て適当な乗合ミニバスを捕まえると10分位で街中心のBTに着く(40SD)。

9/3 ハルツームKhartoum(ミンナバリBT) 7:00 ⇒⇒⇒ 13:00 ゲダレフGedaref



 
3100SD    約480km
バス(快適エアコン付)
   
コメント:

エチオピアに向かうため、国境に近い町ゲダレフへの移動。ハルツームのBTは以前の「スーク・シャビー」から新しい「ミンナバリ」に移り、そこはエアコン完備のピカピカ巨大BTだった。なんと施設利用料が一回100SD必要。チケットを買うにも必要という意味不明な施設だが、変な人間が入ってこない為の対策らしい。バスは幾つかあり、ボロいのは2000SDくらいからあるが、今回は一番高級なMCV社を利用。車体はヨーロッパ並みにキレイで勿論昼食(サンドイッチ&マンゴジュース)つき。
残念なのは当日大雨でトランクが水漏れしており、バックパックが軽く水没し中の本がシワシワになってしまったことだ。。。
道中はほぼ舗装道路、ゲダレフは町の中心ではなく幹線沿いで降ろされる。そこからピックアップに乗り10分程度(終点まで)で中心にいける。(40SD)。
ミンナバリBTまではハラメインホテル前のBTから乗合バン(すし詰め)で30分・50SD程度。小型のEXPRESSバンで100SD、タクシーで早朝は1000SD/1台程度。

9/4 ゲダレフGedaref(スーク・アルコーダ)7:00 ⇒⇒⇒ 10:45ガラバート(スーダン側国境)



 
1000SD    約160km
ミニバン(ハイエース)
   
コメント:

ゲダレフの外れにあるスークアルコーダという場所から毎日7時前後にピックアップバンが国境まで出ている。さらに毎日ではないが、トヨタのワゴンが出ており、この日は運よくワゴンがあったためまぁまぁ快適に移動ができた。
気合を入れて早朝6時前にスークアルコーダに到着したが、車はおらず。6時半にピックアップがボチボチ集まり、6時40分にワゴンが来てすぐ満員になり出発。初めは2000SDと吹っかけられたが何とか交渉、現地人は500SDしか払っていないようだった。ピックアップでも同料金らしいが実際は不明。雨期の為か、かなりの悪路で2回スタック、さらに3回ほど車を降り車体を軽くして泥濘を越える場所があった。雨天は移動しない方が身のためかもしれない。。。
風景はだんだん標高が上がり、アフリカっぽい緑色の絶景が見られる。ローリーも出ているが、途中で1泊する必要があるのでワゴンがおすすめ。ガラバートには国境手前に到着。ポリスチェックをしたあと、道沿いにあるけばカスタム・イミグレとスムーズに行ける。荷物チェックはほとんど無く、ソッコウで出国。両替はスーダン側でした方が若干レートが良い。エチオピアに入ると急に人がウザくなるので出国前にスーダン人の温かいホスピタリティに触れておこう!ゲダレフの町からスークアルコーダまではAmirホテル裏徒歩3分のBTからピックアップが出ているが、当日は朝が早すぎて車がおらず、三輪オートバイを1台200SDで貸し切った。



9/4 メテマ(エチオピア側国境) 13:10 ⇒⇒⇒ 14:30 シャハディ



 
6ブル    約40km
おんぼろバス(エアコン無)
   
コメント:

国境の橋を渡り、エチオピアに入国。すぐ右側の民家地域に入った一軒の家がイミグレだが、自力で行くのは困難。近くの警官に聞くのが無難だろう。200mほど歩いた場所が一応バス停らしく、昼間は30分に1本くらい近く村シャハディ行きのバスがあるらしい。バスが着くと現地人は我先にと車に殺到するので席を確保するにはテクニックが要る。
単独移動でバックパックを持っていると厳しいかも。チケットは6ブルだが、荷物代で5ブルを請求され、喧嘩して1台やり過ごしたが次に来た2台目もやはり5ブル請求され、ここで足止めは辛いので渋々払った。
道は普通の悪路だがバスがオンボロで必要以上の激しい振動、パソコンが入ったバッグをしっかり抱きながらの移動になった。
シャハディには村の中心に到着。BTは一本右に入った道にある。現地人はコミッションを取ろうと必死でいろいろ騙してくるので、正直者を見極めるようにしたい。

9/5 シャハディ 6:20 ⇒⇒⇒ 13:10 ゴンダールGondar



 
35ブル    約180km
おんぼろバス(エアコン無)
   
コメント:

事前情報では午後3時〜4時頃にゴンダール行き1泊2日のバスがあると聞いていたが、当日は無いと言われ渋々シャハディに1泊。ゴンダール近くの町まで行くバスはあったのだが満員で乗れず。警察のチェックが厳しくあまり大勢は乗せれないらしいが、ひょっとしたら野次馬全員が村に一泊させたかっただけかもしれない。。。
翌日はBTが5時半に開門。真っ暗なBT前で開門を待つ人々の目だけが光っている光景は慣れないとちょっと怖い。開門と同時に50人くらいがバスに向けてダッシュ!二人で行動していたので手分けして席を確保しようとしたが現地人の固いガードに阻まれ1席しか確保できず。タダでさえ狭い二人掛けの席にお尻を半分づつ押し込みながら悪路に耐えることになった。。。ただ、乗れずに追い出されていた人も多数いたのでまだマシな方だろう。外人でよかった。チケットを買っていても席を確保できない事もある。
手堅く席を確保したい人は10ブルくらい払って現地人を雇う方が無難。ルールの無い国では裏金も重要。
道は普通に悪路、途中タイヤが2回パンクした。普通なら多分5時間くらいで着きそう。エチオピア時間はAM6時が0時になるという独特の習慣があるので注意が必要。ゴンダールはBT付近に到着。

9/6 ゴンダールGondar 6:40 ⇒⇒⇒ 11:00 バハルダールBaharDahr



 
20ブル    約160km
おんぼろバス(エアコン無)
   
コメント:

前回の反省を生かしてバス会社の係員を買収!(笑)BTのゲート開門が5時30分なのだが、10分前に運転手などが出入りする小さな入口から中に入らせてもらう。お礼に一人5ブル×2人分を払ったが、一番良い席で快適にいけたので問題なし!バスの屋根から壮絶な席盗り戦争を優雅に眺める事ができた。
この路線は前日に比べまだマシな悪路。いや、席が良かっただけかもしれないが。。。この辺りは花粉が飛んでいるようで鼻がムズムズした。バハルダールはBT内に到着。

9/9 バハルダールBaharDahr 6:40 ⇒⇒⇒ 14:50 ガシェート
9/9 ガシェート 15:05 ⇒⇒⇒ 17:30 ラリベラLalibera 

途中でパンク2回。。


アジスからのバスをGET。
 
75+30ブル    約310km
おんぼろバス(エアコン無)
   
コメント:

バハルダールからラリベラまでの直通バスは一応出ているみたいだが不定期。その日の朝BTにバスがあれば乗れるという感じらしい。BTの人々に聞いても「明日は出るんじゃない?」という答えしか返って来ない。毎日朝5時に荷物を持ってBTに行き、50台くらいあるバスの中から人々に「今日ラリベラ行きある?」と聞きまわってタライ回しにされたあげく、バスを発見できず再びホテルに戻る毎日。結局3日待ってもバスは無く、3日目にラリベラ方面の町「ワルディア」迄行くバスに乗車し(通常50ブル程度だが乗車時間が遅れ残席が少なかった為足元をみられた)、ラリベラとの分岐点で他のバスかトラックを捕まえる事にした。幸い分岐の「ガシェート」という地点で下車15分後にアジスアベバからのバスが通ったので何とか乗車。ちょっと足元をみられ倍額の30ブル取られたが、悪路でトラックの荷台に乗るよりはマシなので渋々払う。
この路線は悪路で有名なエチオピアの中でも最も悪路で、道中は殆ど未舗装。下車後もしばらく体が揺れている感じがした。途中でバスの窓ガラスが「バキッ」といって割れるほどの悪路だった。

9/13 ラリベラLalibera 6:20 ⇒⇒⇒ 18:30 デシエDesie
9/14 デシェDesie 6:30 ⇒⇒⇒ 17:40 アジスアベバAddisababa



 
83ブル    約640km
おんぼろバス(エアコン無)
   
コメント:

ラリベラ−アジス間は基本的に毎日2日間の直通バスがある。が、この時が偶々エチオピア暦の正月でバスが運休。「前日の夕方にアジスからのバスが来れば、翌日バスに乗れる」という状態だった。結局ラリベラでも3日間足止めを食う。3日間交通機関が無かったのでアジス行きは超混雑する事が予想された為、宿(BLUELAL)の従業員「シーセイ」に頼んで席を確保してもらった。彼は前から2番目の一番広い席を確保してくれたのでお礼に20ブル(2名分)のチップを払った。
途中デシェの町で一泊。翌日も基本的には同じ席に座れるらしいが、ルールを守る現地人は少ないので席に何か置いて置く方が良い、私は鍵付のワイヤーを張っておいた。
道は標高のアップダウンがあり(1500〜3400m程度)、勿論悪路だが前回のバスよりましだった。
アジスアベバにはマルカート(市場)にあるBTに到着。安宿が集まるピアッサまでは約3km、タクシーで10〜15ブル程度。

9/20 アジスアベバAddisababa 6:30 ⇒⇒⇒ 16:00 アルバミンチArbaminch
9/21 アルバミンチArbaminch 6:00 ⇒⇒⇒ 15:20 ジンカjinka



 
89ブル    約700km
おんぼろバス(エアコン無)
   
コメント:

当初、翌日のアルバミンチ行バスチケットを買いにマルカートのBTに行くが午後に行った為すでに完売。ガックリしているとその先のジンカまで行く直通バスを発見した。あると思って居なかった路線なのでラッキー。バスは2日間で途中アルバミンチに1泊、切符売りの兄ちゃんを10ブル(2名分)で買収して良い席を確保してもらった。
道路状況は、初日のシシャマネまで舗装路、その先はいつもの悪路。2日目はさらに悪路♪

9/22 ジンカjinka 7:30 ⇒ 10:00 ムルシ村周辺 11:00 ⇒ 18:30 コンソKonso



 
US$20(5名割り)    約200km
チャーターランクルに便乗
   
コメント:

ジンカの村からムルシ族の村までは通常ランクルをチャーターする。2名でチャーターした場合、一人100ドル程度かかる為迷っていたが幸い同じ宿に泊まっていたチャーターのランクルに便乗する事ができた。彼らは3人でアジスアベバからランクルをチャーターしており、ランクルの相場が1日100ドル/1台の為、その日だけ100ドル/5人の計算をすることになり、結局20ドルで行けることになった。超ラッキーである。実際には国立公園代70ブルと護衛代10ブル(50ブル/5名)を追加で払った。
途中ツェツェバエの来襲に遭い、最後の目的地までは行けなかったが、ムルシ族の写真も撮れたので満足である。さらにこの車が当日コンソまで移動してくれたのでジンカ−コンソのバス代20ブルも浮いてしまった。1名・2名だったらジンカでランクルの便乗を探すことをおすすめする。

9/23 コンソKonso 17:30 ⇒⇒⇒ 19:45 ヤベロYabelo



 
60ブル    約120km
トラック(いすず)助手席
   
コメント:

コンソ−ヤベロ間は主要道路で無いため、不定期のミニバスが走っているらしいが、数は少ない。一般には「イスズ」と現地でも呼ばれているイスズ製のトラックで人を運んでいる。それも毎日ではないのでひたすら待つしかない。しかも荷台は超満員になるので出来れば助手席がベター。町の中心ロータリー横にあるホテルの従業員を20ブルで買収して、トラックが来たらいち早く助手席を確保してもらうように頼んだ。幸いにも4時間程度でトラックが来たので即乗車。本来なら30ブル程度で乗れる助手席だが、足元をみられ100ブルも請求された。何とか60ブルまで下げたがそれでも高い!しかし、次のトラックがいつ来るか分からないので渋々了解。コンソに延泊しても電気が無い町なので1日を500円で買うと思えば安いもんかなぁと納得する。道中はガタガタ道だが、トラックの性能が良いのかそれほど酷くは感じず。ただ私的には助手席に3人乗車し、一番運転席側だった私は尻が半分ハミ出した「半尻状態」2時間以上耐えたため、この旅の中でもワースト5に入る厳しい移動だった。個人的には快適指数★2個なのだが、恐らく通常は★6個くらい快適だと思うので★4個を付けた。
ヤベロにはBT付近で降ろしてもらったが、真っ暗でどこだか分からず、しかも地球の○き方掲載の地図が間違いだらけだったため散々迷う羽目になった。←※注意!BT・モヤレ行バス停はあっているが、ホテルの場所が全然違う。ホテルは地元の人に聞いた方が無難。

9/24 ヤベロYabelo 6:30 ⇒⇒⇒ 10:45 モヤレMyalle(国境)



 
40ブル    約220km
ミニバス(いすゞ製・エアコン無)
   
コメント:

この道は幹線なので道路も舗装され快適移動。バスは毎日運行しており、いつものボロバスは20〜25ブル程度、ちょっと快適なイスズ製ミニバスは30〜35ブル程度らしい。先日の疲れもあったので今回は快適にイスズで行く事にした。地球の○き方に乗っている「モヤレ行きバス停」でもバスには乗れるが、バスはBTから出発するのでBTから乗車しないと良い席は取れないので注意。前日にBTに行きバスを確認して少し余分に40ブル払いよい席を確保する事にした。JAPANマネー炸裂!・・・60円余分に払っただけだけどネ。。。。
モヤレには国境手前500mのBTに到着。坂を下ると左側がイミグレ・その向かいが税関になる。



9/25 モヤレMyalle(ケニア側国境) 9:00 ⇒⇒⇒ 18:00 マルサビットMarsabit
9/26 マルサビットMarsabit 11:30 ⇒⇒⇒ 翌2:30 サガーナ近辺Sagana(故障)



 
1500ksh    約680km
トラック改造バス(原型は三菱製トラック)
   
コメント:

この路線は有名な「山賊路線」。何せ、月に一回のペースで山賊(強盗)が出る!実際にナイロビ出会った長期滞在者が、身ぐるみ剥がされた(何故か寝袋だけ返してくれたらしいが・・・)日本人に数回逢っているので確かだろう。しかしこの道はアフリカ南下に避けては通れない道なのだ。
モヤレからナイロビまでの交通手段は3パターン。@近年開通したナイロビ直行バス・1500sh/要24時間〜2日程度。A荷物運搬ローリーの助手席・1500〜1800sh/1泊2日程度。一番快適。Bその荷台・1000sh程度。但しBはその殆どが牛や羊を運搬するトラックで、人間はその上にある手すりに捕まって砂埃と日差しと家畜臭に耐えながら移動する事になる。Bを選んだ場合、恐らく世界一周をした人間の中でこの路線が「最悪の移動だった」と挙げる者は少なくないだろう。
修行に来た訳ではない私は迷わず@を選択。人が集まり次第の不定期だが週3〜5便程度は出ているらしい。運よく翌日バスが出るようなので早速チケットを購入。バス会社はモヤレ中心のロータリー前に小さなオフィスがあるのですぐ分かる。社名は「ArsenalCompany」だが、バスに社名が書いてあるわけではない。運転手からチケットを買おう。
運が良いと24時間後にナイロビに着くが、運が悪かった私は故障に故障を重ね、途中マルサビットという町で1泊、最後もナイロビ手前でとうとう走行不能になってしまった。しかも夜中の2時半。。。
山賊はマルサビット周辺・イシオロ周辺でよく出るらしい。週末は「休日山賊」が出るという噂もあるので避けたほうがよいかも。マルサビットを通る道よりも東側に新道があるらしく、そちらの方が山賊の出る確率は少ないらしい。定期バスは無いが、そちらを通るローリーを捕まえるものひとつの手だろう。
本来バスがナイロビに着くのは、町の中心から車で15分程度離れたBTに着く、そこからタクシーで200〜300shか、9番マタトゥ(乗り合いワゴン)20shでダウンタウンまで行ける。BT周辺は治安が特に悪いので注意しよう。GOODLUCK!

9/27 サガーナ近辺Sagana 6:30 ⇒⇒⇒ 8:00 ナイロビNairobi



 
150ksh    約90km
マタトゥ(臨時手配)
   
コメント:

↑のバスが走行不能になり、いつ直るか分からないのでバス運転手が呼んだマタトゥでナイロビまで移動。勿論超満員乗車で全員が国境を越えてきた「大荷物軍団」。足場は荷物で埋まった上、大荷物に挟まれながら1時間半の移動。辛かった。。。しかし最近辛い移動が続いていたためそれほど苦痛に感じなかったのは不幸中の幸い。だが、あと30分身動きできない状態で移動していれば多分発狂していただろう。マタトゥは治安の悪いBTに到着。ナイロビ市内の安宿まではタクシー(300sh)で移動した。

11/15 ナイロビNairobi 19:30 ⇒⇒⇒ 翌11:30 カンパラKampala



 
1300ksh    約720km
国際大型バス(AKAMBA社)
   
コメント:

アフリカ復活後の移動第一弾。ナイロビ−カンパラ路線はダウンタウンにある各バス会社から一日に何便も出ている。多くは夜行で1200〜2000sh程度。日没後に荷物を持って長時間ダウンタウンを歩くのは怖いので、泊まっていたニューケニアロッジから徒歩3分の場所に会社があるAKAMBAを利用する事にした。バスの方はやや古いが、シートピッチが広いので楽チンな移動だった。国境は朝方越える。特に荷物検査は厳しくない。
カンパラには各バス会社のオフィスに到着。AKAMBA社は安宿が集まる「タクシーパーク」周辺から3km離れた場所にオフィスがあるが、徒歩一分の幹線上に出ればすぐに乗合ワゴンを捕まえられる(300Ush)。タクシーだと3000〜5000Ush程度。








ページ合計約7,470km

総移動距離約92,970km

 
     
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